初見感想 アニメ「とある科学の一方通行」#9:菱形兄妹の悲願なるか。死の記憶がもたらす進化。

こんにちは、hineです。
前回菱形兄妹とエステルちゃんの出会いが語られたアニメ「とある科学の一方通行」。
今回は第9話です!
御坂妹の救出
「朝になったら起きて、夜になったら眠る。家ではちゃんと食事をする。これからは蛭魅と平凡で幸せな毎日を送るんだ。そういう蛭魅は何をしたいんだ?」
「うちは、お兄ちゃんがいればそれだけでいい」
信じられるか?中身本物じゃないんだぜこれ……。
蛭魅ちゃんが絶対能力になった後の話をする菱形兄妹。
蛭魅ちゃんのぐう聖発言も、彼女を演じている符が言っているのだと思うと悲しいですね。幹比古が可哀想に思えてきた。
今期はミサカのお姫様だっこに縁がありますな一通さん……!(一話参照)
3機体を相手取っていた一通さん、ついに追いついて見事妹ちゃんを助け出すことに成功。
一通さんが助けに来てくれたことに安心した妹ちゃんの表情がなんともエモい。
やった!久々の打ち止めちゃん成分だ!
一方そのころミサカネットワークを通じて「一通さんの気配」を感じた打ち止めちゃん。
嬉々としてベッドから起き上がるもそこには誰もおらず。
やはり物語終盤になってくると戦闘が増え始め、ヒロイン枠は出番薄になってしまう運命なのか。
「共に戦いたかったのですが、ミサカはあなたに迷惑をかけるのを気にして距離をとります」
「そんな気遣い必要ねェ。俺がお前達にしたことを忘れンな。黙って俺を恨ンでろ」
自分にはとことん厳しい一通さん。
これもあの実験の罪の意識が成せることですなぁ。
兄妹の悲願、絶対能力へ
いよいよ10031回の死の記憶が蛭魅ちゃんにインストールされ、目覚めれば絶対能力にシフトする、らしい。
兄妹の悲願がようやく達成される瞬間がくるのか、しかし……
「ああ、その話ならもういいから。すぐに結果を見せてあげるよ」
エステルっちと禍斗が到着!この兄妹を救ってくれー!
砂同士の摩擦によって火災旋風のようなものを引き起こす一通さん。
この攻撃によって機体のカメラを封じて能力使用まで封じちゃうすごテク。
この人にアイデアを与えちゃダメですな、なんでもできちゃうもの。
「この舜帝の剣で、蛭魅の体に憑いている檮杌を刺せば、疑似魂魄を分離させることができる」
疑似魂魄を分離させることのできる舜帝の剣で蛭魅ちゃんを救おうとするエステルっち。
いいぞ、やっとエステルっちの活躍だ!……と、思ったら幹比古に阻止されてしまう。
この子いつになったら活躍させてもらえるねん!?
頑張り屋さんなだけに報われなくて悲しいなあ……。
雑感
徐々にですがクライマックス感高まって参りました。
相変わらず一通さん無双は継続中。戦闘シーンにあまり迫力はないというのが正直なところ。
もしこのまま蛭魅ちゃんが目覚めれば、この兄妹の目的は達成されることになりますが……結局のところ、達成してどうするのか。
なんだか蛭魅ちゃんは「お兄ちゃんの役に立ちたい」って理由で絶対能力になりたくて、幹比古は「蛭魅がなりたいって言うから」って理由で絶対能力にさせたいように見えるから、結局のところ絶対能力になってどうしたいのかっていうのがちょっと分からないかも。
っていうか幹比古刺されちゃったよ……実妹の体とはいえ、偽物を庇って傷を負うとかやっぱり可哀想すぎる。
次回タイトルは「目覚め」。
タイトル通りならば、絶対能力の蛭魅ちゃんが目覚めそう。そもそも絶対能力ってどんな感じなんだろうか。それも楽しみですね。
次回も楽しみにしつつ。
10話でお会いしましょう、hine(@hine0612)でした!