~ADHD上等!プロットが書けないワナビの奮闘記~

感想マンガとある科学の超電磁砲 #128「懺悔」

2020/12/19
 

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職業物書きを目指すワナビ兼アニメオタクです。 企業に依存しない生き方を目指します。

 

※この記事は漫画「とある科学の超電磁砲」第128話のネタバレを含みます。ご注意ください。

 

覚醒した初春がドラゴンを嬉美から引きはがし、美琴が嬉美へトドメを刺した前話。

前話127話を含む16巻感想記事>>感想マンガとある科学の超電磁砲16 ネタバレあり 春暖嬉美の能力とは

獄門開錠ジェイルブレイカー』編も最終盤、今回は後日談みたいな話になりました。

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第128話「懺悔」

©鎌池和馬/冬川基/KADOKAWA

彼女らに不幸がなければ、いつかあったかもしれない未来。

嬉美と仄火が並んで歩く扉絵。

わかるわかる。こういうボーイッシュな子には絶対セーラー服のほうが似合うんすよ。

先生わかってらっしゃる。

さらにスケバンさながらのヤンキー女子感あるロングスカート。

わかっていらっしゃる。

 

さぁ前回の続きから。

©鎌池和馬/冬川基/KADOKAWA

ドラゴンから解放され地に突っ伏す嬉美。

「殺せよ」と言い捨てる彼女に美琴はその胸元を強く引き寄せて「命令してんのよ」と少し眉間を寄せる表情を浮かべます。

「強くなってって言ってんの」と。

振り上げた拳の持って行き場をなくし、拗ねて、自暴自棄になって……今までの嬉美の行動は全て『逃げ』だと断じる美琴。

 

そう、いつからか美琴は嬉美の姿を、自分と重ね合わせていましたね。

妹達シスターズの実験の時も。大覇星祭でのPhase5.1の一件の時も。

自分に力がないために誰かに助けられた経験をずっと引きずっている。

自分の代わりに、誰かが犠牲になったことをいつまでも悔やんでいる。

「守られるしかないヒロインの立場は、ヒーローの百倍辛い」と心中を吐露しました。

 

スピンオフだけでなく原作も含めて、ここは美琴にとっての永遠のテーマだよなぁ……。

自分の大事な人が大変な目にあった時に力を貸したい。

そのために、強くならなくちゃいけない。

今後も美琴はずっとこのテーマと戦っていくわけですが……彼女が報われる日はいつになるやら。

 

 

さて、これで嬉美の脱獄から始まった事件が終着しました。

再び少年院に囚われることになった嬉美、茶寮、雷斧。

その嬉美の背後から……

©鎌池和馬/冬川基/KADOKAWA

ええッ!!?

声をかけてきたのはなんと成長した姿の仄火。

いや、嬉美が生み出した?幻想でした。

 

いやそりゃそうだよな……でもちょっと期待しちゃったよ……!!

もし仄火が生きてたらって!!

©鎌池和馬/冬川基/KADOKAWA

マジそれな。

学園都市クソだわ

ここまで100%同意できる8文字もそうそう無いですね。

今回の事件、首謀者は嬉美ですが、嬉美たちは完全に被害者だったわけで……

天賦夢路ドリームランカー編のドッペルゲンガーもそうでしたけど、悪役を憎み切れないんですよねぇ超電磁砲のお話って。

生粋の悪役って言えばアニメ超電磁砲1期のテレスティーナ=木原と大覇星祭編の木原幻生だけじゃないかな?

って木原ばっかじゃねーか!!

木原一族クソだわ

 

ボコボコになった嬉美の姿を見て笑う仄火。

我がままに付き合ってくれた鈴姉、茶寮、雷斧に謝っておけよと昔のような姉貴風を吹かせます。

 

いやでもこの補完は少しだけ救われるなぁ……仄火の最期が最期だっただけに。

仄火の笑顔を描写してくれてありがとう冬川先生……!!

 

「『助けてくれてありがとう』。たったこれだけ言うのに何年かかってんだろうな……」

今回のタイトルでもある「懺悔」は、ここの嬉美のために付けられたものでしょうね。

 

 

©鎌池和馬/冬川基/KADOKAWA

茶寮うぅッ!!

やっぱかわいいわこの子……(贔屓目)

近江手裏がいつ殺しに来るかと待ち望んでいるのに、一向に来ないことに不満げな茶寮。

ごろりんと寝転ぶ彼女はふと過去――仄火の最期の時を思い出しています。

©鎌池和馬/冬川基/KADOKAWA

最後に仄火が遺した言葉。

うわーなんて言ったんだろう。

このあと茶寮が「何言ってるかわからなければ……」と思いながら研究所に火を放ってるので、仄火はまた嬉美らが捕まって実験が続行されないように研究所を燃やすことを頼んだのかもしれませんね。

「甲賀の任務のためには無視すべき」というところも、燃やせばデータが全て消えてしまうわけですから辻褄が合います。

 

 

一方で、ある男と面会していた雷斧。

「ヒーローを襲う理由」についてインタビューを受けています。

男は犯罪心理や動機の発生源を調べたいという目的から、雷斧の話を聞きたがっているらしい。

「つまり君は理想のヒーローを見つけたかったのかな?」と問われるも、一瞬の間を置いて「そーなんですか?」と聞き返す雷斧。

これ図星ですね。核心を突かれて真顔になるコマとか細かいなぁ……。

©鎌池和馬/冬川基/KADOKAWA

ちょくちょく毒を吐く雷斧のキャラ好きです。

男が語り始めた過去の経験。

©鎌池和馬/冬川基/KADOKAWA

このTシャツの柄は……!

©鎌池和馬/冬川基/KADOKAWA

(↑14巻参照)

脱獄トライアルで雷斧にまんまと騙されたポン吉くんじゃないか!!

 

正義だ悪だとカテコライズするまでもなく、ただ弱者を守ろうとする押しつけがましい

これってどっかのツンツン頭と全く一緒ですね。

仄火はまさしくヒーローの素質があって、雷斧もずっとその姿に憧れを抱き続けていたってことなんでしょうな……。

面白い巡り合わせですよね。

たまたま脱獄トライアルで会った二人は、どちらも仄火の姿を理想のヒーロー像として掲げていた者だったなんて。

 

男の話から、仄火を思い出してしまったのか。

話を聞いていた雷斧の眼からはポロポロと涙が。

実験で切り取られたはずの感情、その断片が蘇った演出。

悲しい場面だけどポロポロ泣く雷斧もかわいいっス……。

©鎌池和馬/冬川基/KADOKAWA

面会時間が終わり、立ち去っていくポン吉くん。

「…おかげ様でな」とヒーロー候補が背中で語って今月は終了。

 

ポン吉くんかっこいいじゃないか……。

 

嬉美、茶寮、雷斧の後日談が語られた128話。

鈴姉も含めて、この4人のこれからも非常に気になっちゃいますね……

いつかまたこの子たちで暮らせる日が来てほしいとマジで思います。

 

あと、初春が嬉美から取り払った天使の羽のドラゴンはどこいったんでしょーね。

しれっと上条さんの腕に戻ってくることを想像したら笑えちゃいますけど。

 

次話は初春のあの後どうなったのかを描いてくれることを期待して。

 

では次話でお会いしましょう、ありがとうございました!

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前話127話を含む16巻感想記事>>感想マンガとある科学の超電磁砲16 ネタバレあり 春暖嬉美の能力とは

次話>>#129「信念」


>>感想マンガとある科学の超電磁砲14 ネタバレあり 獄門開錠編、開幕。
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