~ADHD上等!プロットが書けないワナビの奮闘記~

京アニ映画「リズと青い鳥」感想 90分映画でこの完成度は凄い

2018/06/26
 
この記事を書いている人 - WRITER -
アバター
職業物書きを目指すワナビ兼アニメオタクです。 企業に依存しない生き方を目指します。
スポンサーリンク

こんにちは、hineです。

 

ウワサの映画、「リズと青い鳥」見てきました。地元で見た後に、京都へ赴きMOVIX京都でも見て来場者得点のカットフィルムも手に入れてきましたよー!
いやー尊い。尊みが凄い。(語彙喪失)
2回の視聴で感じた事をつらつら時系列順に書いていこうと思いますね。

「わたしこの話好きだなぁ、だって――」

物語冒頭、早朝の音楽室、みぞれと希美の二人きりのシーン。リズと青い鳥の感想を言った希美のセリフです。
続きは他の部員たちが入ってくることによって遮られます。だって――、の後に続く言葉はなんだったのか。それは恐らく、「リズと青い鳥が最終的に別れる終わり方」だから。
みぞれのことをどこか疎ましく思う希美の気持ちが垣間見れるシーンです。その疎ましさは、「嫉妬」であることが作中で語られることになります。

希美先輩に初めて感情移入できた:「嫉妬の感情」

1年のときに部活をやめ、そして戻ってきた希美先輩。作中の描かれ方から、あまり彼女に良い印象を持ってない人が多いかと思います。僕もそうでした。だって何考えてるかわからないんだもの。
新山先生から音大のパンフレットをもらえないシーンで、希美の感情が「嫉妬」であることが視聴者に伝わります。
「ああ、希美の人間らしさがやっと見れた」と思いました。

構成上、みぞれ視点で希美に部活を誘われるシーンからみぞれに感情移入させ、後半では希美視点でみぞれを部活に誘うシーンから希美に感情移入させているんですね。

どっちがリズで、どっちが青い鳥なのか

青い鳥が現れたことでリズは以前より楽しい生活を送り出す。物語中ではこれをみぞれ先輩と希美先輩に当てはめて、リズをみぞれ先輩、青い鳥を希美先輩として見ていくことになります。

しかし物語の中盤から視聴者は、ハッとさせられます。僕が気付いたのはあの演奏シーン。
「今みぞれ先輩はどっちの気持ちで吹いてるんだろう?」と思ったことでやっと気付きました。
リズとして「青い鳥が飛び立つための扉を必死に開けようとしているのか」
青い鳥として「リズに籠を開けさせるために、自分の才能を必死に見せようとしているのか」

「神様、どうしてわたしに籠の開け方を教えたのですか」

希美のセリフです。希美にとって籠の開け方とは、「音大に行く」とみぞれに伝えることだったんですね。それは単なる嫉妬の感情からの言葉で、希美自身に自覚がなかったにしろ、確かにみぞれを音大へ導くことになった。

まとめ:みぞれと希美の関係はいびつだけど尊い

みぞれの愛は重い。その重さから、希美はみぞれからの想いを素直に受け止めることはできない。
けれど今回の話で、自分の気持ちに気付いた希美はみぞれとの接し方を改めることになった。

みぞれは依存を弱め、希美はみぞれを尊重するようになった。
二人の関係性の進展。それがこの映画を通してわかりました。
90分でこれだけの人間ドラマを魅せるとは、やっぱ京アニってすげえや。

っていうかこの作画の二人も可愛すぎかよ。
(ちなみにこの二人が演奏するシーンの前に、久美子がマウスピースを洗ってる描写がありました)

この記事を書いている人 - WRITER -
アバター
職業物書きを目指すワナビ兼アニメオタクです。 企業に依存しない生き方を目指します。

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。

Copyright© ADHDでも小説が書きたい! , 2018 All Rights Reserved.