~ADHD上等!プロットが書けないワナビの奮闘記~

感想 原作と合わせて観る「とある魔術の禁書目録Ⅲ」3期#14:英国クーデター編完結。三姉妹の成長と女王の威厳。

 
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職業物書きを目指すワナビ兼アニメオタクです。 企業に依存しない生き方を目指します。
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こんばんは、hineです。

禁書ファンである僕がアニメ「とある魔術の禁書目録」第三期を最大限盛り上げていくため、その魅力を伝えるべく色々と語ります!

※この記事は「とある魔術の禁書目録」原作未読の方に配慮した内容となっています。

 

すみません、熱が出て寝込んでしまい更新が遅れてしまいました!!

許してください、なんでもしますから!!

 

前回後方の騎士団長ナイトリーダー後方のアックアに破れ、残す敵はクーデターの首謀者である第二王女キャーリサだけとなったアニメ「とある魔術の禁書目録Ⅲ」。

感想 原作と合わせて観る「とある魔術の禁書目録Ⅲ」3期#13:ヴィリアン王女の決意。傭兵VS騎士決着へ。

第10話から11、12、13話と4話続いてきた英国クーデター編、いよいよ大詰めです!

決戦前 バッキンガム宮殿へ


©2018 鎌池和馬/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/PROJECT-INDEX Ⅲ

ヴィリアン様の笑顔が眩しい……!!

腹ごしらえを終え、クーデターの首謀者キャーリサ王女のいるバッキンガム宮殿へ向かう一向。

その道中、死地へ向かう上条さんにヴィリアン王女は「なぜそこまでして戦うのか」と問いかけましたね。

「……大層な理由なんかねえよ」
 上条は夜空を突っ切っていく純白の閃光を見上げながら、口を開く。
「そりゃ、できる事なら危ねえ所になんか行きたくねえよ。切り捨てられる程度のもんなら切り捨てちまいてえよ。このクーデターに巻き込まれた人間みんながみんな、シューティングゲームの雑魚キャラみたいに『狙い撃ちされるためだけに生まれてきました』オンリーのペラッペラな連中だったら、俺だってあっさり見捨てて学園都市に帰る方法を探してるはずだ」
 彼はヴィリアンと違って、準備に必要な物などない。
 ただ、右の拳を握り締めるだけで完了する。
「でも、違うんだろ」
 立て続けに起こる轟音のせいで相手に聞こえていないかもしれないが、上条は構わず続けた。
「そんなに分かりやすくて都合の良い人間なんか、どこにもいねえじゃねえか。みんなそれぞれ死ぬほど重いものを抱えて、そいつを失わないように走り回ってんだろうが。……だったら、そう簡単に切り捨てられるかよ。大それた理由とか責務の問題じゃない。立ち上がりたいと思ったら、もう立ち上がってもいいと思うぞ」
 ヴィリアンは、しばらく上条の顔を見ていた。
 やがて彼女はこう言った。
「……自身の中に完成された主義や思想はなくとも、その場その場で皆の声を聞き、どんな状況であっても最良の選択を採るための手段を惜しまない……」
「?」
あなたは……ウィリアムとはまた違った種類の、傭兵なのですね
鎌池和馬『とある魔術の禁書目録18』電撃文庫 2009 P239

「実のところは危ない所になんか行きたくない」という普通の高校生らしさと、「でも見捨てられない人がいる」というヒーロー性を併せ持ってるのが上条さんが人気の理由ですよね。

大事なのは「立ち上がるだけの力があるか否か」ではなく「立ち上がりたいと思うか否か」。

これが英国クーデター編でのテーマのひとつだと思います。

姉の『軍事』VS妹の『人徳』――他力本願の限界


©2018 鎌池和馬/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/PROJECT-INDEX Ⅲ

攻城戦用移動要塞・グリフォン=スカイ。

全幅八○メートル級のハンググライダーのような要塞が実に二○機。

『軍事』を司るキャーリサがこれでもかというほど投入してきた兵器です。

原作では細部まで描写されてなかったけど、細かい部分までデザインされてますね!

キャーリサと同じ赤を基調とした配色も好きです。


©2018 鎌池和馬/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/PROJECT-INDEX Ⅲ

おお、よく動く……けど、正直なにが起こってるかわかりにくい!!

戦闘描写に作画のリソースを使おうとしているのはわかるんだけど……悲しいかな、キャラのアップの画が多くて何をやってるのか伝わってないんじゃないかなぁ!?と思うんですよねー。

なんていうか、悔しいですよ。もっと魅力的な戦闘シーンが描けていればアニメから見てくれた人ももっと禁書に興味持ってくれると思うのに、原作ファンとしては悔しいですよ。

ちなみに神裂ねーちんらが助けに来るまでの攻防で、上条さんはノーバウンドで十五メートル吹っ飛ばされて吐血したり、太ももにボールペン大の街路樹の枝が刺さったりするよ!!痛いね!!


©2018 鎌池和馬/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/PROJECT-INDEX Ⅲ

立ち上がると決意したヴィリアン王女も、カーテナ=オリジナルを扱う姉に食い下がります。

魔術を使えないヴィリアンは、カヴン=コンパスからの大規模砲撃にボウガンの矢を合わせることで誘導し、コンビネーション攻撃でキャーリサに攻撃をしかけましたね!

「ご存知ありませんでした? 姉君が『軍事』に優れているように、私は『人徳』に優れていると言われている事を」
「他力本願の正当化か。同じ姉妹と思うのも忌々しいし!!」
(中略)
 しかしカーテナの力を借りたキャーリサの動きは人の領域を超えていた。ジグザグと小刻みな挙動で豪雨を回避しながら、的確にヴィリアンまでの距離を詰める。
これが他力本願の限界げんかいだ!!
 今度こそ打つ手を失ったヴィリアンへと、キャーリサはカーテナ=オリジナルを振るう。
 このタイミングでは回避も防御も不可能。
 後は第三王女の首が飛ぶだけだったのだが、
ええ、これが他力本願の限界ちょうてんです。姉君
鎌池和馬『とある魔術の禁書目録18』電撃文庫 2009 P290

周りの力を最大限利用し、「これが他力本願の限界ちょうてん」と開き直るヴィリアン王女。

ここの姉妹のやりとり好きなんすよ……。

アニメでは戦闘中に細かいカットが入った都合上、キャーリサの「これが他力本願の限界だ」がカットされてしまったようですね、すごく残念。

第一王女リメエアの演説 英雄達の集結


©2018 鎌池和馬/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/PROJECT-INDEX Ⅲ

いい弾力だァ!!

奥の手・バンカークラスターを使って上条さんたちを追いつめるキャーリサ。


©2018 鎌池和馬/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/PROJECT-INDEX Ⅲ

ここまで影が薄かった第一王女リメエアですが、彼女は彼女で「キャーリサのクーデターの目的」を調べていました!

彼女の演説の中で語られたそれは、「キャーリサの軍事による新たな舵取りと、カーテナによる絶対王政の根絶」でした。

つまり、圧倒的軍事によって国際社会の中で国としての権威を取り戻し、その後カーテナと共に自分も消えることで、英国の民主制を取り戻そうとしたんですね。

そう、キャーリサは自身が玉座につくことなどどうでもよく、全ては英国のための行動だったわけですな。

騎士団長ナイトリーダーが駆けつけた時に上条さんが「あいつを止めるために協力してもらうぞ」って言い放つのもいいですよね。あくまで上条さんは事態の鎮静化を手伝っている感覚ではなく、キャーリサを救うために主体として行動している感覚なんですよね。


©2018 鎌池和馬/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/PROJECT-INDEX Ⅲ

みんなーッ!オラの力を使ってくれーッ!!

ようやく現れた真打・英国女王エリザード。

三姉妹の持つ頭脳軍事人徳を全て兼ね備えた女王は、キャーリサのカーテナ=オリジナルに対抗すべく、超大胆な作戦に出ます。

つまり、天使長の超人的な力を全国民に再分配しちゃえ!

これによってクーデターによって不自由を強いられていた国民たちはもう大暴れ

いや全国民にある種魔術を使わせるってやりすぎィ!!

でも女王の一手によって一対九○○○万の綱引きが始まり、圧倒的キャーリサ有利の展開がひっくり返り始めます。

変革というなら、これくらいやってみせろと諭す女王の器の大きさが垣間見れましたね。


©2018 鎌池和馬/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/PROJECT-INDEX Ⅲ

人間砲弾からの男女平等パンチが決まったーッ!!

やりおりました。

密かにカーテナ=オリジナルの解析を進めていたインデックス。その結果見事スペルインターセプトによってカーテナ=オリジナルの制御を乗っ取り、キャーリサに隙を作りました。

そのわずかな隙を見逃さず、上条さんの声かけによってアックアが反応。

上条さんを砲弾のように射出され、見事カーテナ=オリジナルごとキャーリサを殴り飛ばしました。

いやーここの映像化をどれだけ待ち望んでいたことか……ここはばっちり想像通りでした!!

奪われた霊装 人質はインデックス


©2018 鎌池和馬/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/PROJECT-INDEX Ⅲ

英国のクーデターの混乱に乗じて、なんと神の右席のリーダーである右方のフィアンマが乗り込んでいました。

そもそもキャーリサがクーデターを起こすきっかけとなった他勢力からの圧力は、このフィアンマがかけさせたものだったのです。

彼が奪ったのはインデックスの所有する十万三千冊の魔導書の遠隔制御装置

さあヒロインの座がインデックスへ戻ってまいりました……!

アニメでもステイルはずいぶん冷静でしたが、原作での上条さんとの会話は二人の信頼関係がわかって好きでしたね。

「ステイル」
 上条は、赤い髪の魔術師に声をかけた。
「俺はフィアンマを殴りに行って来る。その間、インデックスを任せられるか」
「……本気で言っているのか? この子をこんなにした人間を、このまま何もしないで見過ごせと言うのか、この僕にッ!!」
 それこそ殴りかかるような格好で大声を張り上げたステイルだったが、逆に上条はステイルの胸倉を掴んで手前に引き寄せた。
「(……こんな風にいくつも策を巡らせている連中が、この先インデックスに何もしないなんて保証があるのか!!)」
「……ッ!?」
「(……俺には魔術的な詳しい仕組みは分からないから、四六時中インデックスに張り付いていても、小細工を見過ごす危険もある。右手のせいで、魔術的な施設には入らないでくださいなんて言われたらお手上げだ。だから、お前に頼んでいるんだよ!! 最後の最後の土壇場で、組織の思惑なんてものに振り回されずに、インデックスを守ってくれるような魔術師に!!)」
鎌池和馬『とある魔術の禁書目録18』電撃文庫 2009 P412

最後の最後に、どんな組織の思惑にも策略にも振り回されずに、インデックスの安全を最優先に確保しようとする人間――つまりステイルがインデックスの傍にいてやることで、上条さんは安心して動けるということですね。

インデックスの命を助けるため、上条さんはフィアンマを追いロシアへ向かうのでした……!

雑感と次回予告

一難去ってまた一難……ッ!

いやー原作17,18巻を使って描かれた英国クーデター編も、次の展開へ繋げつつ終わりましたね。

僕が見ていて思ったのは、「あれ、王女の三人ってこんなに可愛かったっけ……?」ってことですね。

リメエア姐さんは美しさに原作の様な「どこか病的な部分」がなく、シックな黒髪が最高に似合う美人さん、かわいい!

ヴィリアンはさりげない仕草やにっこり笑顔が完全に王女様って感じで尊い、かわいい!

なによりキャーリサ姐さん。まずもう声がぴったりですよ。張り上げる声がかっこいい。んでそもそものキャラデザや表情がめっちゃかわいい!

ロンドンの夜を舞う英国人たちが見れなかったのは残念ですが、この三人のかわいいところを見れただけアニメ化の意味はあったでしょう!

 

あとはまあ何度も言ってきましたけれど、尺の都合上最低限のことしか説明しないで物語が進んで行くので、そういう意味での話の面白さは薄味でしたかねー。

そもそもこの人たちなんで戦ってるんだろう」ってところはさすがにわかるかもしれませんが(実はこれもちゃんと話聞いて見てないとわからないのかも……?)、「今なんで勝てたの?」とか「なんでこうしたの?」ってところはもはや説明ない部分もありますからね。

 

それでもロシア編なら……ロシア編ならやってくれる……!

僕はそう信じてます。

 

つかの間の平穏……そんなものはない。あるのは空の薬莢、悲痛な声、硝煙の匂い。また新たな闇が動き出す。

次回、『迎電部隊スパークシグナル』。科学と魔術が交差する時、物語は始まる――ッ!!

さあ、次の舞台は学園都市。『ドラゴン』編ですね!

15話でお会いしましょう、hine(@hine0612)でした!

Twitterの反応

https://twitter.com/rrrk90909/status/1083760194755018753

 

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