~ADHD上等!プロットが書けないワナビの奮闘記~

感想 原作と合わせて観る「とある魔術の禁書目録Ⅲ」3期#25:アクセラレイター、その能力の真意。アイテムの復活、そして。

2019/12/23
 
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職業物書きを目指すワナビ兼アニメオタクです。 企業に依存しない生き方を目指します。
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こんばんは、hineです。

禁書ファンである僕がアニメ「とある魔術の禁書目録」第三期を最大限盛り上げていくため、その魅力を伝えるべく色々と語ります!

※この記事は「とある魔術の禁書目録」原作未読の方に配慮した内容となっています。

 

前回一通さんが打ち止めちゃんを治療する手がかりを掴み、浜面と麦野が和解し、上条さんの右腕の中から中条さんが出てきたアニメ「とある魔術の禁書目録Ⅲ」。

感想 原作と合わせて観る「とある魔術の禁書目録Ⅲ」3期#24:浜面 VS むぎのん再々戦。躍動感ある戦闘シーン!黄金に染まる空。そして中条さん。

上条当麻 VS 右方のフィアンマ、その決着の行方は――。

『アイテム』の復活

浜面、滝壺、麦野の三人の前に奇妙な仮面を被った男が3人現れます。

Equ.DarkMatter.

学園都市第二位の未元物質ダークマターを使って作られた新物質

その仮面を被った学園都市の刺客が、浜面を襲います。

ハッタリや銃器を使って3人のうち2人を倒すも、最後の一人に追いつめられる浜面。


重要なことを忘れてんじゃねえか。麦野はまだ二、三発程度ならなんとか撃てるぞ
ハッタリだな。同じ手を二度も使えると思うな


そうかよ。そりゃ残念だ。なら、勝ち誇ったまま撃ち抜かれちまいな

©2018 鎌池和馬/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/PROJECT-INDEX Ⅲ

これが『アイテム』だ。地獄へ落ちても忘れるな

さらっと名セリフを吐く男。

暗部抗争編からバラバラになってしまった『アイテム』が、またひとつになった瞬間です。

滝壺の照準補正を受けた麦野の原子崩し、大能力レベル4超能力レベル5の融合は超強力でしょうな。

アクセラレイター その能力の真意

かつて打ち止めちゃんを苦しめたウイルス「ANGEL」を癒した歌のデータの在り処をミサワちゃんに探させていた一通さん。


歌は手に入ったけど、ミサカのスペックじゃ表現できない。楽譜、疑似音声データ、サラウンド振幅グラフ。どれがお好み?

©2018 鎌池和馬/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/PROJECT-INDEX Ⅲ

学園都市から遠く離れたこんな場所に解決のマニュアルがぽんと置いてあるって?

ただの数学によるパズルを解く方法じゃ、打ち止めちゃんを救えないことに気付く一通さん。

そこで、彼は過去に受けていたエイワスからの「未知のベクトル」に着目します。

 宇宙の始まりとされるビッグバンも、未だに大爆発そのものが証明された訳ではない。爆発直後になったであろうと仮定される、いくつかの物理的な現象が巨大なリング状の粒子加速装置アクセラレイター内で再現・確認されただけだ。
 物理学者はそこから逆算していき、原初の爆発を可能な限りリアルに頭の中で思い浮かべる作業を繰り返し、細部を少しずつ詰めていく訳である。
 同じことをすれば良い。
 力の『向き』を集中制御して攻撃力に変換するスキルなど、単なる付加価値に過ぎない。おそらく彼の存在理由の核はここにこそ眠っている。
 その能力の名を。
(中略)
このガキを助けるために必要なパラメータは手に入った。ここから先は逆転する番だ
鎌池和馬『とある魔術の禁書目録22』電撃文庫 2010 P121

そう。

彼の一方通行という『ベクトル操作』能力は、ただの副産物にしか過ぎない。

その本質は、その名の通り「新たな法則を見つけ出す」ことにある。

 

初登場である原作3巻の頃からの伏線ですよね。

最初からこの展開を見越しての一方通行に「アクセラレータ」(=粒子加速器)ってルビ振りという命名だったわけですなぁ。

いやぁ、かまちーにはかないませんなぁ……。

 

これまでは、大切な人を守るために『悪党』に徹してきた。

けれど、この戦いは違う。

©2018 鎌池和馬/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/PROJECT-INDEX Ⅲ

あァ、そうか。もう俺は、悪党である必要もないンだよな

 

与えられたパラメータを元に、歌唱データとして出力されるもの。

『普通の物理法則』から離れ、『不可思議な法則』へ飛び込んでいく。

©2018 鎌池和馬/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/PROJECT-INDEX Ⅲ

新たな法則へ飛び込んでいく一通さんの体からは血液が吹き出します。

 彼は気付いただろうか。
 常人には不可能な呼吸を行い、喉だけでなく体内全体で音という振動を大きく振るわせ、口から発せられるその特殊すぎる音声が、生命力から魔力を精製し、術式を組み立て、この現実世界へと出力されていく現象……つまり、正真正銘の魔術である事を。
 能力者に魔術は使えない。
 無理矢理に行使すれば、待っているのは甚大な拒絶反応である。
(中略)
 一方通行アクセラレータは、祈っていた。
 一心不乱に。他の何も求めずに。己の痛みすらも気に留めないで。ただただ、自分の命よりも大切なものを守り抜くために、学園都市最強の怪物はひたすらに祈り続けていた。
鎌池和馬『とある魔術の禁書目録22』電撃文庫 2010 P125


俺は何者だ。善人か、悪人か


人間か、怪物か


科学か、それとも魔術か


決まっている。俺は俺という言葉以外に表現なンざできねェ

©2018 鎌池和馬/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/PROJECT-INDEX Ⅲ

科学の頂点に立ちその道を究める過程で、魔術の領域にすら足を踏み入れる者。

科学と魔術が交差するこの禁書目録という作品で、一方通行というキャラクターは第二の主人公にぴったりな存在だったわけですね。

右腕 VS 右腕 最終盤

©2018 鎌池和馬/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/PROJECT-INDEX Ⅲ

まだ分かんねぇのか

千切れた袖と相まってすごくワイルドなポーズ!

そしてもう一方、ベツレヘムの星で戦いを続ける上条さん VS 右方のフィアンマ

フィアンマは、第三次世界大戦を巻き起こし、人々の悪意を浮彫にさせ自分の出力する力を最大化させようとしました。

しかし、人々の中にフィアンマが想定したほど悪意がなかったとしたら

強大な悪意に比例して力を発揮するはずのフィアンマの右腕には、想定したよりも力が集まらないことになる。

 

確かに、人間にはドロドロした部分があることを認めたうえで、上条さんは反論します。

人間の本性は、それだけじゃないと。

©2018 鎌池和馬/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/PROJECT-INDEX Ⅲ

俺はテメェと違って、人間の強さってヤツを信じてる

その時。

©2018 鎌池和馬/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/PROJECT-INDEX Ⅲ

世界中で長さ一○○メートル前後の黄金の腕が出現。

それが破裂し、衝撃波となって世界を襲います。

そこで立ち上がったのは、世界中のイギリス清教、ローマ正教、ロシア成教たち。


さあ、ここからは人民の人民による人民のための爆撃の時間だ! 派手に行こうぜベイビーッ!

©2018 鎌池和馬/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/PROJECT-INDEX Ⅲ

魔術結社だよ。『明け色の陽ざし』

バードウェイちゃん初登場キタ――(゚∀゚)――!!

声が思っていたよりもロリロリしてていいですなぁ……。

謎の金髪ロリっ娘による活躍で黄金の腕は一本粉砕。

また、世界各地の善意が世界を崩さんとする腕を断ち切っていきます。

©2018 鎌池和馬/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/PROJECT-INDEX Ⅲ

アックアや神裂ねーちんの姿も。

©2018 鎌池和馬/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/PROJECT-INDEX Ⅲ

イギリス清教、ローマ正教、ロシア成教が手を組み、フィアンマのベツレヘムの星を崩すべく動き出します。

 

©2018 鎌池和馬/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/PROJECT-INDEX Ⅲ

ベツレヘムの星の崩壊に伴い、脱出用術式を組むレッサーとサーシャ。

上条さんにも早く来るよう言いますが、二人はまだ戦いの最中です。

©2018 鎌池和馬/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/PROJECT-INDEX Ⅲ

 彼は天国の扉を開けるのではない。あまりにも神聖な存在となった彼の周囲の世界が、天国のように作り変えられるのだ。
 時間の経過と共に進行する変貌が、一定のラインを超えた。
「本来は段階を経て少しずつ地上も変化するはずだった。しかしお前達の言う『善意』とやらがそれを拒み続けた結果、大陸のプレートがたわんで力を蓄えるように、天空と地上の間で不自然な歪みを生み出してしまった
 こうしている今も、『ベツレヘムの星』には大量の力が注がれている。それが許容量を超えれば、『蓄え』を抑えておく事はできなくなる。
結果、天使の力テレズマが蓄積された天空から、蓄積されていない地上へ、電流が流れるように莫大な力が降下する羽目になった。……正直、俺様の予想していたルートとは違うが、地上が光で満たされるのであれば、結果は変わらん。未だにこの世界は変貌を続けている」
(中略)
「……フィアンマ……」
「お前の方法で、世界を救うには遅すぎた」
 これまで以上に強く拳を握る上条に、フィアンマは笑みすら浮かべてこう言った。
 莫大な力の供給を保証された、余裕ある感情と共に。
これで、俺様の勝ちだ
鎌池和馬『とある魔術の禁書目録22』電撃文庫 2010 P201

©2018 鎌池和馬/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/PROJECT-INDEX Ⅲ

雑感と次回予告

あぁ、もう終わるんやなって……。

半年間続いた禁書目録第三期も次で最終回。

三人の主人公の物語も、ひとまず一区切りがつこうとしています。

 

アニメ組の人何が起こってるのか分かってるのかなぁ……?

やっぱね、地の文の説明が多いせいでアニメで映像として表現するにも限界ありますよね。

「何が起こってるのか」は示せるけど、「なぜそんなことが起こったのか」は描写できないみたいな。

 

でも一通さんが歌うシーンの表現はとても良かったですね。

未だ見ぬ領域へ足を踏み入れていく感が出てて、幻想的でした。

浜面の「地獄に堕ちても忘れるな」シーンは想像してたよりもさらっとしてたけど、まあ実際原作でもこんな感じだったのでしょうね。

思い出補正が強すぎたんだと思います。

 

まだ、やるべきことがある。……ごめんな。

約束するよ。必ず戻ってくる。

次回「神の子」。科学と魔術が交差する時、物語は始まる――ッ!

最終話でお会いしましょう、hine(@hine0612)でした!

補習Q&A

Q1.地面から生えてきたでかい腕、あれって結局なんなの?

A1.莫大な天使の力テレズマの塊みたいなものなのですよー。フィアンマちゃんは世界中に天使の力テレズマを散布して世界の変質を促しました。その膨大な量によって破壊を伴う結果が生じているのです。バードウェイちゃんは「ノアの箱舟の洪水のようだ」と比喩していましたね。

 

Q2.そのバードウェイって、あの金髪幼女? あの子は何者?

A2.レイヴィニア=バードウェイ。あの幼い風貌ながらある一大魔術結社のトップなのですよー。12歳前後の金髪ロリっ娘ということで、作者の性癖がモロに出ているのです。

 

Q3.一方通行アクセラレータが歌ってた時、血を流してたけどどうして?

A3.これは原作の文章を引用して説明しましたが、特殊な呼吸法と発声法による歌唱は立派な魔術なのですよー。超能力者に魔術は使えない。使うと体中の血管が破れるという副作用があるからですね。一方通行アクセラレータちゃんは独学で魔術の理論を体得し、実践したということになるのですよー。すごいですね。

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